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青柳寺
青柳寺 山門と本堂 高層マンションがせまる
青柳寺は、隣の鹿島神社とともに町の喧騒の中にあって地域の人々に静かで落ち着ける場所を提供しています。
 この寺の由来について寺伝では、天正11年(1583年)足利義昭に仕える渋谷越後守義重という人の夢の知ら
せにより、日題を請じてこの地に寺を建立したと伝えられています。(さがみはら風土記稿※)さらに、「さがみはら
風土記稿」によりますと、そこには明応8年(1499年)日朝によって結ばれた「清龍寺」という小庵があり、「青柳寺」
は再興に際しての「清龍寺」の改称だといわれています。
 江戸時代には、寺子屋が開かれたり、明治時代には自由民権運動の舞台となったりもしています。境内には、
これを記念する「武相困民党発祥之地」の碑もあります。
 昭和56年(1981年)まで使われていた庫裡は大型の近世上層民家の構造と庫裡の要素もつ建築物として極めて
貴重であるということで県指定重要文化財とされ、今は相模川自然の村公園に移築復元されています。
武相困民党発祥之地の石碑 石碑後側 説明版
※「さがみはら風土記稿」-寺院編-  相模原市教育委員会編集・発行
 他に神社編もあり、それぞれ相模原市役所・行政資料コーナーで求めることができます。
                         (寺院編600円、神社編650円 2004年2月現在)
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